【アルトコインとは?】ビットコインとの違いを解説|おすすめの銘柄も紹介

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【アルトコインとは?】ビットコインとの違いを解説|おすすめの銘柄も紹介
  • アルトコインって聞くけど、ビットコインとの違いがよくわからない…
  • アルトコインは危なそうだし、ビットコインだけ投資しておけばいいのでは?
  • 初心者にもわかりやすくアルトコインのメリットやデメリットを教えてほしい!

今回はこのような疑問にお答えします。

結論からいうと、アルトコインはビットコインとは全く異なるため、投資する際は慎重なリサーチが必要です。

一方で、アルトコインにも投資することで仮想通貨の投資リスクを軽減できます。

この記事では、アルトコインの特徴やビットコインとの違いを簡潔に解説します。

本記事を読めば、アルトコインへ投資するメリットとデメリットだけでなく、投資すべきアルトコインもわかりますので、ぜひ参考にしてみてください。

ビットコインとアルトコインの違い

ビットコインとアルトコインの違い

アルトコイン(altcoin)は「alternative coin」の略であり、ビットコイン以外の仮想通貨の総称です。

alternative:代わりの、代替手段

以下では、ビットコインとアルトコインの主な4つの違いを解説します。

  1. 時価総額
  2. 使い道
  3. 取り扱っている取引所の数
  4. 流動性

①コイン時価総額

1点目は時価総額です。

アルトコインはビットコインに比べると、取引量やポテンシャルは劣ります

実際の時価総額は以下のとおりです。(2023/4/16時点)

  • ビットコイン:¥78,531,055,790,130(約78兆円)
  • イーサリアム:¥33,613,074,642,492(約33兆円)

ビットコインの時価総額は、アルトコインの中で最上位であるイーサリアムの2倍以上です。

時価総額ではビットコインが飛び抜けて高いことが分かります。

Bitcoin時価総額:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/bitcoin/
Ethereum時価総額:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/ethereum/

CoinMarketCap

>>【初心者も安心】仮想通貨はビットコインからが最適な3つの理由|ランキング第1位

②使い道

2点目は使用用途です。

ビットコインとアルトコインは仮想通貨として開発された目的が違います。

ビットコインは主に取引用通貨として使用されますが、イーサリアムを始めとするアルトコインは独自の目的を達成する手段として使われることが多いです。

例えば、イーサリアムはスマートコントラクトと呼ばれる契約の履行にも使用されています。

他にも、リップル社が銀行間送金を目的として開発したリップル(XRP)や、ドルと価格が連動するように設計されたテザー(USDT)などがあり、用途はさまざまです。

③取り扱っている取引所の数

3点目は購入できる取引所の数です。

仮想通貨の中で一番メジャーであるビットコインはどの取引所でも取り扱っています。

一方で、アルトコインはイーサリアムやリップルなどの知名度が高い通貨を除き、取引所によって取り扱う銘柄が異なります

以下はbitFlyerとGMOコインの取扱銘柄です。

bitFlyer取扱銘柄【全21種】
GMOコイン取扱銘柄【全20種】
1BTCBTC
2ETHETH
3XRPBCH
4FLRLTC
5ZPGXRP
6MATICXEM
7MKRXLM
8XYMBAT
9LINKOMG
10DOTXTZ
11XTZQTUM
12XLMENJ
13XEMDOT
14BATATOM
15ETCMKR
16LTCDAI
17BCHADA
18MONALINK
19LSKDOGE
20SHIBSOL
21PLT
取扱銘柄の比較(2023/4/16時点)

銘柄の取扱数はほぼ同じであるものの、購入可能な銘柄の種別が違うのが分かります。

④コインの流動性

4点目は流動性の高さです。

流動性とは交換のしやすさのことで、知名度が高くて需要が大きい銘柄ほど、流動性は高くなります。

仮想通貨を円に換金するときは、流動性の高さが重要です。

例えば、ビットコインは流通量が多く需要も大きいため、すぐに取引が成立しやすいです。

一方で、流通量が少ないアルトコインだと、取引が完了するまで多くの時間がかかります

そのため、アルトコインはビットコインより流動性が低い通貨といえます。

アルトコインと草コインの違い

草コインとは、アルトコインの一種で時価総額や知名度が低いコインの総称です。(以下図参照)

仮想通貨の模式図
仮想通貨の模式図

英語のshit coin(クソコイン)から派生して「クサ(草)コイン」になったと言われています。

具体的には、時価総額ランキングで30位以内に入っていないコインは、草コインと言えるでしょう。

草コインの中にも独自の特徴や技術を持ち、将来成長が期待されるコインがあるのも事実です。

しかし、草コインで伸びる銘柄はあくまで一握りであり、ハイリスク投資であることに変わりません。

自己のリスク許容度を踏まえた投資が必要であり、少なくとも仮想通貨初心者は手を出さない方がいいでしょう。

>>【仮想通貨はオワコン?】3つの理由から見える今後の展望を解説【半減期は目前】

アルトコイン投資のメリット3つ

アルトコイン投資のメリット

ここからはアルトコインへ投資するメリットを3つ紹介します。

  1. ビットコインより大きな利益を得る可能性がある
  2. 新たな技術やプロジェクトへ投資できる
  3. 仮想通貨の分散投資ができる

①ビットコインより大きな利益を得る可能性がある

1点目は大きな利益を得る可能性があることです。

アルトコインは数万種類にのぼるとも言われており、そのほとんどがすぐに消えていく一方で、飛躍的に成長する通貨もあります。

需要が伸びるアルトコインに投資すれば、ビットコインよりも大きく稼げる可能性もあります。

しかし、ハイリスクハイリターンな投資であるため、選定は慎重に行うことが重要です。

>>【5つのコツ】仮想通貨で儲かる仕組みと方法を解説|より安全に増やす

②新たな技術やプロジェクトへ投資できる

2点目は新たな技術やプロジェクトへ投資できることです。

アルトコインは、それぞれの銘柄に独自の特徴や用途があります。

例えば、イーサリアムはブロックチェーンのしくみを活用した分散型のアプリケーションを提供しています。

他にも、プライバシーを重視した取引ができるモネロ(Monero)や、異なるブロックチェーン間の相互運用を実現するポルカドット(Polkadot)などがあります。

アルトコインの保有は、新たな技術やプロジェクトへ支援しているともいえるでしょう。

新技術やプロジェクトを応援することで、その分野に関する知見を高められるメリットがあります。

③仮想通貨の分散投資ができる

3点目は仮想通貨を分散して投資できることです。

投資の教訓に「卵は一つのカゴに盛るな」というものがあります。

投資する際は、1つのものに集中投資するのではなく、分散投資でリスクに備えることが大切です。

仮想通貨への投資も同様で、ビットコインだけに投資していると、価格変動により大きな損失を生む可能性があるでしょう

アルトコインも適切に組み込むことで、投資全体のリスクを低減し、投資の安定性を高められます。

アルトコインへの投資が仮想通貨の価格変動リスクの低減につながります。

アルトコイン投資のデメリット3つ

アルトコイン投資のデメリット3つ

次にアルトコインへ投資するデメリットを3つ紹介します。

  1. ビットコインよりリスクが高い
  2. 購入できる取引所が限定される
  3. ビットコインより流動性が低い

①ビットコインよりリスクが高い

1点目はビットコインよりもリスクが高いことです。

ビットコインに比べて価値が安定していないからです。

アルトコインは価格変動が激しいものが多いため、価格が急激に下落して損失を招く可能性があります。

また、アルトコイン市場は玉石混交であるため、詐欺や不正が多く、本当に良い銘柄を見極める力がないとだまされてしまいます

実際に、偽のICO(Initial Coin Offering)や不正プロジェクトなどにより被害を受けるケースもあり、金融庁も注意喚起しています。

ICO(Initial Coin Offering)について ~利用者及び事業者に対する注意喚起~

ICOとは、企業等が電子的にトークン(証票)を発行して、公衆から資金調達を行う行為の総称

ICO(Initial Coin Offering)について (金融庁)

>>【やめとくべき?】仮想通貨が危険な理由とリスクから守る方法を解説

②購入できる取引所が限定される

2点目は購入できる取引所が限られることです。

アルトコインは数万種類あると言われていますが、実際に仮想通貨取引所で取り扱っている通貨は20種類前後です。

一般ユーザーでは、投資したくてもできない銘柄があるのが実情といえます。

また取引所によって取扱銘柄が異なるため、特定の欲しい銘柄がある場合は特定の取引所での購入が必要です。

例えば、シバイヌ(SHIB)やジパングコイン(ZPG)はbitFlyer、アイオーエスティー(IOST)はCoincheckで扱っています。

③ビットコインより流動性が低い

3点目は流動性が低いことです。

流動性とは交換のしやすさであり、円やドルなどの法定通貨への換金スピードに直結します。

一部のアルトコインは取引量が低いため、すぐに売買が成立しないこともあるでしょう。

多くのアルトコインを持っていても、使えなければ意味がありません。

投資は入口だけでなく、出口も考えた戦略が必要です。

草コインのような時価総額が低く需要が少ない銘柄への投資は、なるべく避けるべきでしょう。

アルトコインならイーサリアムがおすすめ

アルトコインならイーサリアムがおすすめ

仮想通貨市場には多くのアルトコインが存在するため、どの銘柄を選べばよいか迷うかもしれません。

私がおすすめするアルトコインはイーサリアム(ETH)で、その理由は以下の3つです。

  1. 成長可能性が高い
  2. 流動性が高く取引しやすい
  3. プラットフォームとしての強みがある

イーサリアムの購入ならbitbankがおすすめです。まだ口座を持っていない方は、以下の記事を参考にしてみてください。

①成長可能性が高い

1つ目はこれから成長するポテンシャルがあることです。

イーサリアムは、ETH1.0からETH2.0へのアップグレードを進めており、スケーラビリティ(拡張性)の向上や取引手数料の削減などが期待されています。

アップデートが完了すれば、イーサリアムはさらに使いやすくなり需要も高まっていくと考えられます。

他にも、イーサリアムは他のブロックチェーンとの連携を目指して、様々な技術やプロジェクトとの共同を推進しています。

イーサリアムの躍進はとどまることを知らず、これからもほぼ確実に成長していくでしょう。

②流動性が高く取引しやすい

2点目は取引がしやすいことです。

イーサリアムは多くの仮想通貨取引所で取り扱われているため、購入や売却が簡単にできます

流通量が多いため、円やドルなどの法定通貨への換金も比較的早く実施できるでしょう。

一方で、知名度が低く流通量が少ないアルトコインだと、取引に時間がかかる可能性もあります。

流通量が高く他の通貨との取引も容易であるイーサリアムがおすすめです。

③プラットフォームとしての強みがある

3点目はプラットフォーム(基盤)としての強みがあることです。

イーサリアムはスマートコントラクトを実行できるプラットフォームとして知られています。

スマートコントラクトのメリットは、契約関係の手続きを自動化できることです。

テクノロジーの進化と浸透によって、いずれ多くの契約はプログラムを通じて行われることになります。

その際に、プログラムの実行基盤であるイーサリアムは必要不可欠な存在となるでしょう。

すでにブロックチェーンを利用したアプリやプロジェクトの多くがイーサリアム上で開発されています。

プラットフォームとしても強いイーサリアムがおすすめです。

【まとめ】アルトコインとビットコインは別物|分散投資でリスクを抑えよう

【まとめ】アルトコインとビットコインは別物|分散投資でリスクを抑えよう

最後にもう一度記事の内容を振り返ります。

ビットコインとアルトコインの主な違い
  • 時価総額
  • 使用用途
  • 取り扱っている取引所の数
  • 流動性の高さ

ビットコインとアルトコインは価格の動きに多少の相関関係はあるものの、別の通貨である以上全く同じ動きにはなりません。

仮想通貨への投資はビットコインを主軸にしつつ、アルトコインにも投資することでリスク分散できます

特にイーサリアムは、アルトコインの中でもゆるぎない地位を獲得しており、人気も高いです。

仮想通貨は特性として価値の乱高下を繰り返すものの、長期的に需要は上がっていきます。

短期では損をするかもしれませんが、長い目で見れば得をする可能性が高いです。

時代に乗り遅れたくない、あの時やっておけばと後悔したくなければ、まずは小さく始めてみましょう。

>>【意味ない?】仮想通貨の積立メリットとデメリットを解説|27枚の試算グラフ公開

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