- 仮想通貨が最近話題になっているから始めたいと思うけど…
- 投資は危ないという話も聞くし、やめておいたほうがいいのかな…
- 初心者が注意すべき本当に必要な情報を教えてほしい!
仮想通貨は投資の側面もありますが、新しいテクノロジーなので今のうちに触れておいて損はありません。
ただ仮想通貨を知識なく始めてしまうと、大切な資産を失ってしまいます。
この記事では、初心者が注意すべきポイントから仮想通貨を始める手順まで簡潔に解説します。
本記事を参考にして仮想通貨を始めれば、仮想通貨投資でだまされて失敗することはありません。
仮想通貨投資を始めようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
仮想通貨投資を始める際のポイント
仮想通貨投資はまだ世間一般に浸透していないこともあり、知らなくてダマされたり、気づいたら損していたりというトラブルも多いです。
そのようなことを未然に防ぐために、最低限押さえておくべきポイントを解説します。
①そもそも仮想通貨って何?
仮想通貨はデジタル上の通貨ですが、電子マネーとは異なります。
電子マネーは中央銀行が発行した日本円の価値を電子情報に置き換えたものです。
一方で仮想通貨は日本円や米ドルなどの法定通貨のように価値が保証されていません。
そのため需要と供給のバランスで価格が大きく変動するハイリスク・ハイリターンの投資対象です。
主なものにビットコインやイーサリアムがあります。
仮想通貨は新しいテクノロジーによる実体のない通貨です。
>>【未来のお金?】仮想通貨とは何かをわかりやすく解説|初心者脱却
②初心者でも儲けられる投資なの?
結論から言うと儲けられる可能性は高いです。
ただし投資である以上絶対はありません。
今はまだ仮想通貨を持っていない人が圧倒的に多い状況なので、まだ伸びしろがあり需要も増えていきます。
日本人の株式保持率が14%程度である一方、仮想通貨の所持率は2%程度です。つまり約98%の人は仮想通貨投資をまだ始めていません。
これから世界がWeb2からWeb3へと変革する中で仮想通貨は切っても切り離せません。
例えばNFTを購入するときには仮想通貨が必要です。
NFTとはブロックチェーンでの証明が可能な世界に1つだけの作品で、仮想通貨を利用して取引されます。
テクノロジーの進化を信じるなら、仮想通貨には投資しておくべきです。
短期的に変動が大きくても長期的にはほぼ確実に伸びるので、長期保有していれば価値は高まっていきます。
>>【5つのコツ】仮想通貨で儲かる仕組みと方法を解説|より安全に増やす
- レバレッジには手を出すな!
- レバレッジとは少ない元手で大きな利益を狙うことを目的とした取引です。
例えば、自分の預金が5万円の場合、2倍の10万円を運用することができて利益も2倍になります。一方で、損失も2倍になるのでギャンブル性が高い取引です。
初心者はレバレッジには手を出さず堅実に投資しましょう。
>>【絶対失敗する?】仮想通貨投資をやってはいけない人3選|大損しない方法も紹介
③仮想通貨のリスクを理解しよう
仮想通貨に関するリスクは十分理解しておきましょう。
投資である以上リスクが伴うからです。
実際にアメリカでは2021年以降46,000人以上の人が詐欺により資産を失っています。日本でも度々被害が出ているので注意が必要です。
仮想通貨に関するSNS経由の勧誘などはスルーしましょう。
仮想通貨は短期での変動が大きいため、一時的な資産減少リスクがあります。
日々のチャートにまどわされず長期目線で考えるようにしましょう。
また仮想通貨投資にあたっては海外取引所でなく国内取引所を利用します。
外国では日本と異なり仮想通貨に対する規制が入る場合もあるからですね。実際に中国では仮想通貨関連事業が禁止されています。
仮想通貨はリスクを理解し許容したうえではじめましょう。
米連邦取引委員会(FTC)は、2021年以降、46,000人以上が暗号資産(仮想通貨)詐欺で累計10億ドル以上(約1,300億円)を失っていると6月3日に報告書で発表した。FTCによれば、詐欺で暗号資産を失ったと報告した人の約半数が、広告やソーシャルメディア上のメッセージからと回答している。
暗号資産詐欺の被害額、2021年以降で累計10億ドル以上に
>>【やめとくべき?】仮想通貨が危険な理由とリスクから守る方法を解説
④投資用資金を確保しよう
仮想通貨を始めるに当たって投資用資金の確保が必要です。
仮想通貨は短期での変動が大きいので、生活資金とは切り離す必要があるからですね。
一時的な資産の減少は受け入れざるを得ず長期保有が前提となります。
固定費の見直しなどで投資用資金を確保してから始めましょう。ただ仮想通貨の未来を信じるなら多少無理して資金を捻出するのもアリですね。
とはいえ、仮想通貨はハイリスクで抵抗があるなという意見もあると思います。
その場合はより安全な投資であるつみたてNISA(満額年間40万円)がおすすめです。
税制優遇もあり資産が減少するリスクは仮想通貨に比べて少ないです。
仮想通貨投資はつみたてNISAで投資に慣れてから検討してもいいでしょう。
すぐに仮想通貨を買えるよう取引所の口座開設だけでも済ませておくといいです。
>>【もう遅い?】これから仮想通貨を始めるべき3つの理由を解説|まだ間に合う!
⑤少額の取引から始めよう
仮想通貨投資は少額から始めましょう。
慣れないうちに多額の投資をすると大きく資産を失ってしまいます。
大きな金額だと値動きが気になり精神衛生上もよくないので、少額でコツコツ積み上げていくといいです。
まずは1,000円程度から取引してみるといいでしょう。
>>【大金は不要?】仮想通貨初心者はいくらから始めるべきか解説|少額でOK!
仮想通貨の始め方5ステップ
手順① 仮想通貨の口座開設に必要なものを準備
まずは口座開設に必要なものを用意します。
メールアドレスと銀行口座、マイナンバーカードまたは運転免許証があればOKです。
スマホがあれば手続きできるのでパソコンはなくても問題ありません。
本人確認はスマホのカメラを利用して行えるので、マイナンバーカードや運転免許証のコピーは不要です。
>>【これで解決】仮想通貨の口座開設に必要なものとは?|マイナンバーが便利
>>【パソコン不要?】仮想通貨スマホアプリを使用するメリットと注意点を解説|〇〇禁止
手順② 仮想通貨取引所で口座を開設
続いて仮想通貨取引所で口座開設をしましょう。
日本で仮想通貨を売買するには暗号資産交換業者を通して行うことが一般的です。
2022年5月31日現在で30の事業者があります。
おすすめの事業者は1円からビットコイン投資を始められるビットフライヤーです。最短10分で審査が終了します。
用途に合わせて投資できるよう複数の取引所に口座を持っておくと便利です。
具体的には以下のように利用目的に応じて使い分けするといいでしょう。
- ビットコイン(BTC)→コインチェック
- イーサリアム(ETH)→ビットバンク
- ビットコイン積み立て→ビットフライヤー
口座開設や維持にかかる費用は無料なので、作っておいて損はありません。
>>【いくつ必要?】仮想通貨取引所の最適な口座数を解説|2つ以上で安心
手順③ 取引口座へ日本円を入金
取引所で口座開設したら日本円を入金します。
仮想通貨を売買するためには日本円が必要だからですね。
入金には手数料無料の銀行振込がおすすめです。コンビニ入金だと手数料が高くなります。
ただし振込手数料は発生するので注意してください。
なお楽天銀行を給与受取口座に指定すると、他行振込手数料が翌月3回無料になるのでお得です。
手順④ 取引所で仮想通貨の売買
日本円の入金が確認できたら取引所で仮想通貨を購入します。
始めは仮想通貨の中でも歴史が長く信頼度も高いビットコインがおすすめです。
長期的に見れば、さらに価格の上昇が期待されます。
仮想通貨購入の際は手数料が安い取引所で購入しましょう。販売所だと簡単に購入できますが、スプレッドという手数料のようなものが発生します。
少し操作は大変ですが、始めは取引所でビットコインを買うといいです。
>>【初心者も安心】仮想通貨はビットコインからが最適な3つの理由|ランキング第1位
手順⑤ 仮想通貨の毎月積み立てを設定
仮想通貨を購入できたら次は毎月積立をしてみましょう。
購入タイミングを分散することで、価格変動リスクを軽減できるからですね。
積立サービスがある取引所は以下のとおりです。
毎月1回や毎日1回などのプランが選べるので、自分にあったペースで積み立てられます。
なお積立サービスは販売所での購入になるのでスプレッド負担があるので、手数料を抑えたい場合は自分で定期的に取引所で購入するといいです。
ビットコインをコツコツ積み立てて価値が上がるのを待ちましょう。
>>【意味ない?】仮想通貨で積立投資する長所と短所を解説|試算図表27枚も公開